2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧
前夜から本降りというのに、当日券を求める列はいよいよ長かった。ぬれて黒光りする大屋根から御禮本日千穐樂の幕が垂れる。さよなら公演を終えた歌舞伎座は、建て替えのため明日の閉場式で幕を下ろす(29日「天声人語」より) http://www.asahi.com/paper/c…
上御霊神社の「いちはつ」 「いち」はやく、「初」めて咲くあやめ。
人生の荒波を乗り切るための、沈むことのない「浮き輪」は、また「人の和」「世界平和」をも表している。クリスチャンだった泉園子は、クッキーを社会奉仕のひとつと考えた。「浮輪」が人命を救うように、クッキーを通して社会の役に立つという理念が、この…
上の記事にいただいたコメントとそのRes.です。
再び知的財産権について。 3日前の記事でとりあげた「北京モーター・ショー」の話、社会学を学ぶ以上、ただの笑い話として片づるわけにはいかない。思考訓練に格好のもうひとつのエピソードをあげておく。 南アフリカでエイズ危機が起きた。アメリカのエイ…
期せずして今月に入ってからのこのWeblogの一貫した隠れテーマは「近代的‘個’の概念」になったが、ここで不可欠な要素として上がってくるのが「キリスト教」、より正確に言えば「プロテスタンティズム」、もっとふみこんで言うなら「リスペクタビリティ」と…
岡本真夜の曲やアメリカのキャラクターなど、パクリ横行の実態から「万パク」とまで揶揄されている上海万博だが、中国で知的財産権の侵害が常態化していることは、今更驚くにはあたらない事実だ。下記事でもふれたが、たとえば数多の「柳橋水車図」は訴えら…
今週のメディア文化論:メディアとはなにか? 参考文献冷泉家・蔵番ものがたり 「和歌の家」千年をひもとく (NHKブックス)作者: 冷泉為人出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2009/08/27メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 10回この商品を含…
藤原俊成『古今風体抄』 かの古今集の序にいへるごとく、人のこころを種として、よろづの言の葉となりにければ、春の花をたづね、秋の紅葉を見ても、歌といふものなからましかば、色も香をも知る人もなく、何をかはもとの心ともすべき
今週の講義、社会学特殊講義4(歴史社会学)、教育社会学ともに、キイワードのひとつが「近代的‘個人’」だった。 以下、参考エピソードのMemo。
藤原定家の日記『明月記』(冷泉家では「めいげっき」と読む由)より、 「紅旗征戎非吾事(こうきせいじゅうわがことにあらず)」 (にしきの御旗をおしたて敵を征する戦だろうが、芸術を職業とする私には関わりないことだ)。 800年にわたり和歌を守ってき…
「柳橋水車」の図が、なぜイメージとして深く刻まれたのか。 ヒントになる解釈として、MIHO MUSEUMの解説を紹介しておく。柳橋水車図の元風景を宇治橋だとするなら、平等院との連想から浄土思想が暗喩されている可能性があるというのだ。
一番見たかったのは名高い「松林図屏風」だったのに、鑑賞に費やした時間もやはり「松林図屏風」が一番長かったのに、印象に残ったのはむしろ「柳橋水車図屏風」のほうだった。(アートよりメディアに、己の関心が移っていることを自覚した。) 「松林図屏風…
長谷川等伯展@京都国立博物館
冷泉家 王朝の和歌守展@京都文化博物館
上記事のQ.モーツァルトの名作「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」が「名作」として世に受け入れられたのはなぜか?A.レコードが普及したから。 上記番組によれば、この作品は20世紀になるまでは評価も比較的低く、ほとんど知られていなかった。しかし…
NHKクラシックミステリー名曲探偵アマデウスhttp://www.nhk.or.jp/amadeus/schedule/index.html モーツァルトの名作「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」が「名作」として世に受け入れられたのはなぜか? 回答は下記。 ヒント:1930年代
初回はオリエンテーションとして、授業進行方法、評価基準、レポートの書き方等について説明した。 大学により科目により、それぞれローカル・ルールがあるのだが、私の担当科目すべてに共通の鉄則は「私語厳禁」。今期のクラスでは(200人近いクラスも含め…
本日より2010年度の前期講義開始。今年度は昨年度以上にWeb活用を進める予定です。特に環境の整っている大学では、授業のフィードバック、レポート提出などは全面Web利用とする予定(昨年度大変使い勝手が良かったので)。学生さんには自由に電子空間で動け…
御絵(ごえ)。ミッション系アイテムのひとつ。 (めんこでも、○ケモンカードでもありません。仮に対戦カードとするなら、パワーは最強レベル。)