2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

本日の参考図書

独フランクフルター・アルゲマイネ紙(電子版)は鳩山由紀夫代表をケネディ米大統領にたとえた。英才の家系―鳩山一郎と鳩山家の人々 (講談社文庫)作者: 豊田穣出版社/メーカー: 講談社発売日: 1996/10メディア: 文庫 クリック: 12回この商品を含むブログ (6…

ナショナル/インターナショナル、あるいは日本の祭の可能性について

国民的まつりごとの祭が終わり一夜明けた。先週「地蔵盆」という京都ローカルの祭について言及したので、祭とナショナル/インターナショナルという主題で、雑感を備忘のため記しておく。やはり京都の祭、「祇園祭」について。

歴史の一頁

本日もミッション・スクール

本日オフ。

報道の怠慢

歴史的転換点となるであろう選挙を前に、政治関係の報道の少なさに驚かされる。TVは専ら同じ事件にばかりにだらだらと時間を割き、かたや新聞も一向に精彩無し。存外そうしたものなのかもしれない。ごく小さなカーヴを曲がるときには誰でもリアルにそれを…

友愛

鳩山由紀夫、「友愛」の精神に基づき、東アジア共同体の創設や地域社会の再建を目指すと強調2009/08/27 18:18共同通信「ヴィジョンなければ民ほろぶ」(箴言29:18)とは言うものの、友愛Fraternityなる理念がはたして日本でどれほどの牽引力を持ちうるか。以…

ニコライ堂「不敬」言説の流布

意外なところで拙論が引用されているのを発見。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E5%A0%82 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%A2%E8%BE%BA%E7%90%A2%E7%A3%A8引用は批判や誤用の場合もあるから、有難さと冷や汗とが半…

本日の一冊

お片づけセラピー〜ADHD/ADDのためのハッピーサバイバル法作者: 桜井公子,袋居司出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2007/05/21メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 32人 クリック: 214回この商品を含むブログ (20件) を見る後期の社会学で参考する予定。テ…

前回衆院選の1・5倍

<総務省は24日、衆院選の期日前投票者数の中間結果を発表した。公示日翌日の19日から23日までの5日間に、期日前投票したのは、全国で305万1701人に達し、前回の2005年衆院選の同一期間(201万4072人)と比べると103万7629…

京都の地蔵盆Ⅱ

お供物のお下がり。本日頂戴致しました。町内会世話役の方々、いつもありがとうございます。

京都の地蔵盆

東京から京都に引っ越して初めて体験したことのひとつが地蔵盆。毎年8月23,24日の地蔵菩薩の縁日に近い週末あたりに行われる。 地蔵盆がその他のお祭と大きく異なるのは、神社仏閣でも地域でもなく、各「町内会」単位に行われるという点、そして子供が主役と…

定義

昨日のタイトル、「ミッション・スクール」としましたが、正確には「キリスト教主義学校」でした。広義には「ミッション・スクール」ですが。詳細は拙著『ミッション・スクール』参照。

本日のミッション・スクール

八月の光の中のアーモスト館@ご近所。皆川博子の小説の舞台にも相応しい。

本日の参考図書

本日の一冊、皆川博子『倒立する塔の殺人事件』を読むための参考図書女学校と女学生―教養・たしなみ・モダン文化 (中公新書)作者: 稲垣恭子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2007/02/01メディア: 新書購入: 13人 クリック: 70回この商品を含むブログ (5…

本日の一冊

倒立する塔の殺人 (ミステリーYA!)作者: 皆川博子出版社/メーカー: 理論社発売日: 2007/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 127回この商品を含むブログ (77件) を見る

リスペクタブルな国民

混浴、立小便、裸体での往来、春画の売買、刺青、夜間の高歌放吟、ゴミ不潔物汚物の投棄、夜間の無灯火馬車通行、密集地での火遊び、男女相撲や蛇使いの見世物、男装女装…。違式詿違の罪目は、実に広くさまざまな生活習慣風俗行為にわたった。一見雑多な項目…

違式詿違とは何か?

昨日ふれた明治期の「違式詿違条例」については、後期の歴史社会学でもとりあげたい。最近調査研究も進んでいるようだ。 ちなみに、4ヶ月前のこんな事件も思いおこされる。http://d.hatena.ne.jp/yasmins/20090424/p1 参照キイワード:「裸になって何が悪い…

送り火

今日、五山の送り火。 起源は諸説あるが、慶長の頃にはすでに定着していたらしい。それほど長い歴史を持つ京都の代表的な行事だが、公的に禁じられていた時期があった。 明治5年から全国多数の府県で次々に公布された「違式詿違(いしきかいい)条例」によ…

本日の一冊はもちろん、

子を縛る

[rakuten:yamak:10000919:image]古今東西の子供イメージを縦横に見せてくれたルーヴル展。ふと「おくるみ」のことが気になり、帰宅後なんとなく調べているのだが、何がどう紛れたか、出典がなかなか見つからない。 こんな解釈をずっと信じてきたのだが。

名探偵コナンばりの

目論見どおり、昨日の<ルーヴル美術館展>では、「見た目は子供、頭脳は大人」といったコナンばりの表情の赤ん坊やら、大人を単に縮小しただけの古代の子供、等々を満喫?できました。 もっとも、中学生相手でしたので、とりあえず解説はアリエスどまり。大…

花に棘あり 愛に剣あり

フランソワ・ブーシェ≪短剣を持って座るアモール≫ <ルーヴル美術館展>より。

ダイビル

今月いっぱいで空にされ秋には取り壊される予定の大阪中之島のダイビル。美術展の帰りに立ち寄った。 大正15(1926)年建築のネオ・ロマネスク様式ビルディング。 カメラを構えていたら、「向こうの川沿いの小道の、あのあたりからがベストアングルですよ」…

オン/オフ

前期の講義期間終了後ほぼオフ状態でしたが(もう一つの仕事である主婦業が本格オンになるため)、今日から又少しずつ書き足して行きます。

可愛くない子供

本日の文献は、前期の社会学、教育社会学でもとりあげた古典〈子供〉の誕生―アンシァン・レジーム期の子供と家族生活作者: フィリップ・アリエス,杉山光信,杉山恵美子出版社/メーカー: みすず書房発売日: 1980/12/11メディア: 単行本 クリック: 49回この商品…

8月

エアコンよりも木陰の風 苔の上の木漏陽以上、本日の相国寺さん境内。