社交場としての歌舞伎座

歌舞伎座での御見合、で思い出したが、三島由紀夫『春の雪』にはそういう時代の雰囲気がリアルに描かれた場面がある。三島自身、歌舞伎座で御見合をしている。お相手は現在の皇后陛下春の雪 [DVD]
行定勲監督の映画では、今大河ドラマで主役をはっている妻夫木演じる主役の英語が非常にrespectable,snobbishな英国語で、心にくく思った(「さとこ」を「さてぅけぅ」と発音。参考:「NHK英語でしゃべらナイト」2005.10.24.アメリカ人のパックンがその英語発音を聞いて蕁麻疹が出そうになっていました)。

歌舞伎座は、現在「さよなら公演」中。建築あってこその空間が失われることが、心から惜しまれる。