Fasching

yasmins2010-02-16

昨日がRosenmontag薔薇の月曜日、
本日、Faschingdienstag謝肉祭の火曜日、
明日がAschermittwoch灰の水曜日。

今夜までは飲めや歌えの大騒ぎ。明日から復活祭までの40日間(四旬節)は、一転、斎の期間となる。たとえば肉を断つ、酒煙草その他を自粛する、嗜好品、楽しみを少しでも犠牲にして、そのかわりに奉仕する、募金する、等。

「灰の水曜日」、カトリック教会のミサでは信徒の額に灰で十字のしるしをつける。灰から生まれいずれ灰に帰るものであることを思い出すためだ。
人の存在ははかない。だからこそ、その前夜まで、人はそのはかない生命の甘露を飲みつくそうとする。


クリスマスとイースターを祝うミッション・スクールは多いが、「灰の水曜日」の記念を行っている学校はあるだろうか。もっとも学生にとってこの時期は受験シーズン。まさに春を待つ灰の期間とも言えようか。