事件

授業中刺され重体 横浜の女子高、殺人未遂容疑で隣席生徒逮捕2010/6/16 1:23日本経済新聞
15日午後0時15分ごろ、横浜市港北区篠原台町の私立清心女子高校の教室で、1年生の生徒(15)=同市金沢区=が同級生に果物ナイフのような刃物で右脇腹を刺された。病院に運ばれたが重体。神奈川県警港北署は隣の席の生徒(15)=同市鶴見区=を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。(略)被害生徒は明るく活発で、加害生徒はおとなしい性格だったという。2人は4月の入学時に席が隣り合い、5月末の席替えでも隣同士になった。加害生徒は、近くに被害生徒と親しい友人が集まり、「うるさくて先生の声が聞こえなかったり、自分の机に荷物を置かれたりした」と話しているという。

備忘:
清心女子高等学校は、昭和22年大谷高子により設立された「横浜ドレスメーカー学院」を前身とする。カトリック系ミッション・スクールの清心とは無関係。まだ既製服が一般的ではなかった時代、ドレスメーカー、いわゆる「ドレメ式」と、文化服装の「文化式」は、洋裁の人気を二分する勢力だった。ドレメ系列の学校は今日も全国に多数存在する。現在は、それぞれ各種学校、専門学校に改組しているが、中には高等学校や大学も存在する。