「ていかちゃん」


冷泉家展の展示物の一つ、朝議図に添えられた「束帯人形」(前期展示)。朝所の見取り図(朝議図)とともに、2,3センチ四方ほどの衣冠束帯の紙人形が保存されていた。この人形、藤原定家が自分に似せてつくったものとされ、冷泉家では親しみをこめ「ていかちゃん」と呼んでいる由。朝廷の儀式の予行演習を、見取り図と紙人形を使ってシミュレーションしていたらしい。今回のエグジヴィションのオリジナルグッズとして、同紙人形をデザインした「根付」も売られていた(600円也)。これもちょっと欲しかったかも。

某Sさんよりのコメント◇
「ていかちゃん」(笑) 。実は、東京展を拝見して一番気に入ったのが 、この”朝所の見取り図(朝議図)”のコーナーでした 。イラストつきの解説書なのでしょうか? 今でも庁議とかでお偉いさんの座席の位置を図にしたりしますが、その当時から脈々とつながっているのでしょうか。人と言うのは あまり変わらないものですね。ていかちゃん根付・・・私も欲しかったかも(*^。^*)

私◆
「本」ばかりの展示の中、皆がほっと頬をゆるめるコーナーでしたよね。他にも、字をまっすぐ書くための「糸はり罫線」なども、思わず笑える?展示品でした。
> 人と言うのは あまり変わらないものですね
同感です。現代人のほうが進んでいるなんて、生きている人間の大いなる傲慢か錯覚だと実感します。
某Sさん、コメントありがとうございました。