モダン寺/近代仏教の挑戦

「赤レンガの真宗大谷大学」に関連して、もうひとつ別の例をあげておく。


旧モダン寺
(明治)当時の建物は従来の木造建築物でしたが、大正六年一月の火災により焼失。翌年から復興に着手して鉄筋本堂の先端をきり、昭和五年、鉄筋の大寺院として我が国初のインド仏教様式デザインの建造物が完成しました。その斬新な様式の寺院は、神戸の高台に異彩を放ち、モダン寺として多くの人々に親しまれることになります。
浄土真宗本願寺派本願寺神戸別院モダン寺紹介http://www.hongwanji-kobe.jp/betsuin/html/framepage1.html

平成7年に改築された現在のモダン寺と比べて、はるかに「西洋風」であることに着目したい。細部はインド風ではあるが、全体のシルエットおよびステンドグラスの存在は、さながらゴシック様式カトリック聖堂を思わせる。

参考Meomo:
本願寺築地別院本願寺名古屋別院←インド様式をとりいれた仏教寺院
伊藤忠太 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E6%9D%B1%E5%BF%A0%E5%A4%AA